では、なぜ悪い噛み合わせや歯並びを放っておくと危ないのでしょうか?
不揃いの歯の隙間には、簡単に食べ物が詰まってしまいます。さらに歯ブラシが奥まで届きづらく、残ったカスに細菌が繁殖し、虫歯のもとになる仕組み。また、噛み合わせが悪い人の悩みに「噛みづらいから、食べ物をすぐ飲み込んでしまう」があると思うんです。
理想的なのは「ひと口で2〜30回噛む」と言われます。しかし噛み合わせが悪いとアゴがすぐに疲れてしまい、とてもこの回数はこなせないはず。ただ、噛まなければ唾液が出てくれません。唾液には細菌を退治してくれる効果があるのですが、噛まないことで分泌が減り、さらに歯垢がたまる原因に。これでは歯垢や細菌がたまりやすい状態ですから、そのまま放っておけば歯周病へと一直線です…。
歯や噛み合わせのトラブル、実は歯以外の部分にも大きな影響があるんです。その最たるものが、肩・首・顎。
カラダは背骨や首の骨を中心軸としていますが、日頃のクセ、歩き方などで左右どちらかに歪んでしまうのはよく知られていますよね。この歪みの大きな原因になるのが、悪い噛み合わせなのだそうです。
左右対称でない噛み癖がアゴに負担をかけると、全身は全体のバランスをとるために、重心を左右に割り振ります。これが結果として、全身の歪みとアンバランスさを招き、特にアゴに近い首と肩に大きな負担をかけてしまうのです。肩こりや首の疲れで済んでいるうちはまだ良いのですが、悪化すると偏頭痛や腰痛、さらに手足が痺れに繋がる場合さえあるそうです!
また、噛まないで食事をすることは、胃腸にも悪く、消化しづらいので肥満の原因にもなります!当然よく噛んだ方が満腹感も得やすいですし、ダイエットのための根本治療のひとつとしても、有効かもしれませんね。
噛み合わせの状態は、自分でチェックすることもできます!
●鏡を見てチェック
●食事の時にチェック
●喋る時にもチェック!
どれか1点でも気になると感じた場合は、噛み合わせが悪い可能性がとても高いといえます。なかには直接「歯並び」に関係なさそうな点があるにも関わらず、これらを解消してくれるのが歯列矯正だということに驚きですよね!